【神保町 & ZOOM】IYC主催 陰ヨガ指導者養成講座30時間〜中医学と経絡〜　講師：ノリコ

この講座では陰ヨガを指導、練習する上で必要な知識、解剖学を学びます。陰ヨガの中医学の知識や経絡を元に組み立てたシークエンスは、ひとつのポーズを３～５分深い呼吸をしながら筋肉の力をできるだけ抜いていき、靭帯、腱、筋膜などに働きかけて、主に関節回りの柔軟性を高めます。関節の可動域を広げ、特に骨盤周囲にある「鼠径、リンパ節」を刺激するので、適度な痛みの中で静止することは自身と向き合う内観の時間でもあり、陰ヨガ自体が瞑想とも言われています。

陰ヨガの陰は古代中国の陰陽五行論が語源で、中医学の経絡理論とは深いつながりがあります。長い時間のポーズのキープは、筋膜の癒着が剥がれる痛みを引き起こしますが、同時に経絡の滞りがなくなり、気がスムーズに流れ出します。

経絡を気血が流れることで五臓のバランスが整い、五臓とつながる感情が穏やかに戻って行くことでしょう。
陽ヨガのアライメント重視のヨガに対し、陰ヨガはターゲットエリア（意識する身体の部分）は同じでも、私たちは骨や関節の形、サイズが全て違うため、それぞれ全員のポーズの形が違ってきます。どのような違いがあるか陰ヨガの解剖学で学んでいきましょう。

陰ヨガは静かにポーズをキープすることで自分の内側を見つめ、外からのストレスで乱れがちになる体内のバランスを整え、心身をリセットし、平静、静寂、頑張り過ぎない心に戻っていきます。忙しい現代社会、静かになることや止まることが大切であることに陰ヨガは気づかせてくれると思います。

陰ヨガの指導法、解剖学、経絡理論は自身や生徒さんを安全で穏やかな日常へと導く知識になることでしょう。

・陰ヨガ理論
・陰ヨガの効果
・陰陽五行理論
・中医学経絡理論
・陰ヨガ基本のポーズ
・陰ヨガの解剖学
・陰ヨガの指導方法
・シークエンスの組み立て方（季節・経絡）  他

▼持ち物：

ヨガマット、ヨガウェア、筆記用具、PC、タブレット、携帯などZoomの使用できる環境、ヨガブロック1つ、ボルスター（クッションや枕）

▼参加資格：